ボランティアに追われて、この処、ずっとスケッチ旅行に行っていない。何とか、時間を作って旅に出掛けたいものだ。旅先でスケッチした絵を見ながら、その思いを高めてゆこう。
何時も富士五湖方面を訪れると、必ず山中湖の富士を拝む。朝、昼、夕の富士の姿がそれぞれ美しい。
西湖いやしの里はかって、台風で全壊し、新に再現したもの。十数件の民家がお土産屋や食事処で、訪れる人を楽しませている。絵にもある民家は素晴らし。
いやしの里から見る富士山は、何時も優しく迎えてくれる。
毎年訪れる、強羅にある箱根美術館。
紅葉が素晴しく、何時も見とれて過ごしていた。世話人が終わったら、また訪れよう。
美術館の入り口を入り、緩やかな石段を登ると、竹ともみじのコントラストが素晴らしい。時期が合えば満天星つつじが、深紅に色づく様を見ることが出来、感動する。
美術館の庭園の一部に、苔がビロードのように敷き詰めている場所がある。
三渓園ではスケッチをする人が、大勢来る。描きたくなるような場所が沢山あるから。
春の訪れを感じられる頃、訪れた三渓園の茶室風の建物に、穏やかな優しさを感じ、そこにしばらく佇みながら、スケッチしてみる。良い絵が描けただろうか。
三渓園の奥まった坂道の途中にある、この建物は絵心を擽る。
軽井沢を訪れるのは、殆ど秋だ。毎年、紅葉の様子が違って、楽しめる時と、ちょっと残念な時とがある。
年々、人の数が増えてくるようだが、早朝とか夕方とかは、人出が少なく。静かで、ちょっと寂しい軽井沢が出現する。
そんなころ、宿の周辺を散策するのが好きだ。早朝は空気が澄んでいて、更に気持ちが良く、心が洗われる。
春は、花々が咲き競い、美しい。新緑も、負けじと次ぎ次に香しい、色で目を引いてくる。そんな春は、気持ちも昂るし、何か芽生える感じがする。
時間が出来たら、あちこち歩いたり、ドライブがてら、気に入った風景を眺めながら、スケッチ。家で、しっかり描くように目に焼き付けて、写真を撮って!